通り名は真知子

長すぎた プロローグ

シンメの話

長年自担のシンメだった彼が退所した。

それは流れで言えばごく自然なことだったかもしれない。

2016年頃テレビから姿を消し、健人くんのバックで久々に登場するもその後は雑誌のみ(雑誌にすら出ていないこともあったけど)。ある地上波の体育会系の番組に自担と出演し半年ぶりにシンメが!!!!!と界隈がざわついたのもつかの間、依然として「ジャニーズJr.がメインの番組」に出ることもなく祭りへの出演もなくSZツアーバックにも自担はいるのにその反対側に彼はおらず。そして雑誌から姿を消し、名前をアルファベットに変えツイッターとインスタグラムに現れた。

 

これがこの一年の話。私が自担を好きになってその界隈を好きになってから、一年。

 

Jr.を知るまでは「シンメ」という概念を知らずすくすくとデビュー担のジャニオタとして成長してきた。しかし自担を知ってから自然と「シンメ」を意識するようになった。なぜか?常に一緒にいたからだ。自担を好きになって自担の入所の頃からのことを調べた。JJLに出ていた頃から2人は(セクボ時代よりは少ないが)たまに一緒にいた。SZのバックになってからは度々「殺伐シンメ」として注目を集めた。私はそこが好きになったのだ。ファンや先輩や同期にはめちゃくちゃ甘えて媚びるのにシンメの彼にだけはやけにあっさりした自担。そしてそんな自担をことごとく甘やかさないむしろムチを打つシンメの彼。自担だってずっと彼と活動していたわけじゃない。だけどたまにシンメに戻ってくる。この安定感がものすごく心地よかった。

 

私は自担がもちろん好きだが自担の周りも大好きだ。今はかなり舞台寄りに活躍している子たちも、彼と同じく退所してしまった彼も、もっと前に退所してしまった子たちも大好きだ。でもそのなかでも本当にうちのシンメが大好きだった。

 

私はリアルタイムで彼らを追えたことがほぼなくて、それこそ去年のケンティーバックくらいしかリアルタイムじゃないしあれも入れてない。だけどDVDで見るだけで分かる。彼らは本当に美しくて尊くて儚い存在だった。小さかったあの頃よりもぐんと色気も増してこれからが期待できるパフォーマンスだった。

 

いちオタクが、しかもド新規がこんなことを言ってるのどう思われるかわからないけどこれで一応自分の気持ちに踏ん切りをつけたいです。来月アルバム発売だもんね。

 

私はずっとずっと2人でシンメとしてアイドルやってほしかったし、もし仮に辞めることになったらその時は一緒がいいと思ってた。だけど2人は「殺伐シンメ」と言われていたし考え方も感じ方も表現の仕方も何もかも違う2人だったよね。だから今はなんとなく、納得してます。

 

 

 

嶺亜くん、ベースという新しい境地を自分で開拓したの本当にすごいです。私全然そんなこと考えてなかったけど嶺亜くんはよく考えてるんだね。たまたまタイミングが重なっただけかもしれないけど、ずっとあった固定シンメがなくなった今自分をもっと見せる場を作ろうとしているの伝わってるよ。水泳、短距離、キーボード、そしてベース。できることたくさんだね。もっともっと輝くアイドル中村嶺亜が見れるの楽しみにしてます。

 

挙武くん、お疲れ様でした。アイドルとして時に突っ込んだり、元気なくなったり、バカやってたりしてたのがもう遥か昔のことのように思えます。嶺亜くんといてくれてありがとう。嶺亜くんの誕生日に偶然嶺亜くんに電話かけてくれてありがとう。面白かったよ。笑 常に前を向いていて頻繁に留学したり将来のこと考えたりしてるの本当にすごいと思っていました。挙武くんのダンス大好きです。

 

結局生でアイドルれあむを見ることは一生叶わなくなってしまった。私はアイドルの2人が好きでキラキラの衣装きて踊って歌ってる2人が好きだ。だけど叶わなくなったからといって「れあむが終わった」とは言いたくなくて。おいなんだこのババアワガママが過ぎるな。

 

れあむももちろん、岸颯も、綺麗で美しくて尊くて儚い存在のままオタクの脳に、そしてひと夏の思い出として円盤に残ったこと。これが最高の彼らからのプレゼントだと思って生きていきます。

 

今まで本当にありがとう、綺麗でした。またね。